勉強

浄化槽について その2

今回のお題はこちら!

「浄化槽の種類」

生活排水を適切に処理して、水の汚染を防ごう!ということで浄化槽や下水処理施設ができました。ここまでが前回のお話です。

浄化槽が作られたのはいいのですが、はじめはお粗末なものでした。

単独処理浄化槽と呼ばれるものです。

古い家屋であれば、まだ設置してあるところがあると思います。

どんなものか?

家庭から出る生活排水の中で、トイレの排水のみを処理する浄化槽です。ではそれ以外の生活排水は?というとダダ流しです。台所やお風呂の排水は側溝へダイレクトアッタクしています。

しかも、浄化槽自体の性能も悪いので、処理された水がお世辞にもキレイとは言えません。

当然そんなものでは汚染が改善されるはずもなく、改善どころか汚染が進む一方です。

「これじゃあかんがな(´・ω・`)」

という事で、新しく処理基準を設けた、高性能な浄化槽が生まれました。

それに伴い、単独処理浄化槽は現在は設置を禁止されています。すでに設置済みのところは、合併処理浄化槽への切り替えを勧めています。

昔ながらの汲み取り式トイレのところも、浄化槽への転換を勧めています。生活排水ダダ流しという点では単独処理浄化槽と一緒ですからね。

高性能な浄化槽というのが、合併処理浄化槽と呼ばれるものです。

これは、家庭から出る生活排水すべてを処理しています。今までは、トイレの排水のみ浄化槽へと流れて処理していましたが、合併処理浄化槽はすべての生活排水が浄化槽へと流れて処理した後、排水溝へと流すものです。

処理能力も下水処理施設と同等で、単独処理浄化槽の8倍もの処理能力を有しています。

ここまで聞くといいことづくめなのですが、デメリットもありました。

それは、単独処理浄化槽と比べると、設置費用が高いという点です。浄化槽自体は、車一台分のスペースがあれば設置できるのですが、単独処理浄化槽と比べると本体が大きいので、地面を掘ったり埋めたり、コンクリートで浄化槽の蓋の周りをキレイに仕上げたりなど、手間が増える分、設置の費用も高くなってしまいます。

現在は、合併処理浄化槽もコンパクトになり、設置も以前より安価でできるようになりました。

単独処理浄化槽や汲み取り式のトイレから、合併処理浄化槽へ切り替えると、市町村から補助金が出ます。リフォームをして切り替えた人は、以前と比べて生活が楽になったとよく聞きます。

リフォームを考えている方がいれば、検討してみることをおすすめします。

ちなみに、新築の場合は補助金はでません。浄化槽の設置、または下水道への接続が義務付けられているためです。それ以外の、汲み取り式や、単独処理浄化槽の設置は法律で禁止されているので、どちらか必ず設置するものだとご理解下さい。

「なんで補助金出ないんだ!」と言っても、業者さんが涙目になるだけなので、怒らないであげてくださいね(笑)

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!