今回のお題はこちら!
「ボルトとナット その2」
ボルトについては前回説明しました。今回は相方であるナットについて説明したいと思います。
ナットってどんなの?と思っている方。
こんなんです。これでどっちがボルトでどっちがナットかわかったと思います。
それでは今回はここまでです!
・・・さすがに手抜きすぎですね。もう少し詳しく見ていきましょう。
ナットにも緩み防止のためにワッシャーと呼ばれるものが使われます。平べったいドーナツ状のヤツですね。
当然ナットにもサイズがあります。上記の商品を例に見てみましょう。
「M6×1.0」とあります。M6はボルト側の胴体の幅になります。お互いがM6サイズだとピッタリねじ込めるのです。ボルト側がM8だとナットに入りませんし、M4だとスカスカになります。
1.0はピッチになります。ネジ山の頂点から頂点一個の長さが1.0ミリのネジが入ります、ということです。M6があっていてもピッチが合わないとうまくねじ込めないのです。
ネジを締めていて途中で入らなくなり、外してネジ山を見たら潰れていた。なんてことはないでしょうか?ピッチが合っていなかったためにうまく入らなかったのです。
では、ボルトとナットを締める際のコツを書いていきたいと思います。
ネジの幅もピッチも合っているのにうまくねじ込めない。途中で止まったり、そのままパワープレイで締め付けてネジ山を潰した・・・なんてことはないでしょうか?
僕はしょっちゅうありました。(笑)
ねじ込む際に若干ナナメっていたために、うまく噛み合わずねじ込めなかったのです。
ねじ込む際に、一度逆転させてみましょう。回しているとカチッとなるはずです。そこがちょうどいい所なので、そこからねじ込んでいきましょう。
ちなみに、ネジは時計回りで入っていき、反時計回りで外れます。日本だとほとんどがそうなので覚えておくといいかもしれません。
たまに逆ネジといって、時計回りで外れるものがありますが、ほとんど使っていないので出会ったら諦めてください(笑)
ボルトとナットの事について書いてきましたが、たくさんの種類があります。ですが、難しく考えなくても大丈夫です。基本はキチンとねじ込む事なので、お互いのサイズだけ間違えないようにしましょう。
途中でねじ込めなくなっても慌てないでください。何かがかみ合っていないので、一度外して確認すればいいのです。パワープレイは後々が面倒なのでやめたほうがいいです。
錆びたものも換えてあげましょう。強度が著しく落ちています。車のタイヤなど、走行中にボルトやナットが壊れると非常に危険ですからね。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!