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株式会社と有限会社 その1

今回のお題はこちら!

「株式会社と有限会社 その1」

会社といえば「株式会社」が一般的かと思いますが、「有限会社」というのを見かけたことはないでしょうか?

または自分が今働いている所は有限会社だよ!という方もいると思います。

この二つ、同じ会社なのにどう違うの?と言われると、答えに困りませんか?

そんな疑問を解決すべく、両者の違いについて書いていきたいと思います。

有限会社の概要

有限責任社員のみが出資している会社です。難しいですね・・・。

ここでの有限責任とは、会社に出資した金額の範囲で責任を負うということです。

例えば、会社を立ち上げる際に100円出資したとしましょう。ある時、会社に150円の借金が出来てしまいます。有限責任として、出資した100円は借金の支払いの責任を負うことになります。

ここで間違えやすいのは、100円は出資者個人の財産からではなくて、会社の財産から支払われるということです。会社に100円出資した時点で、その100円は会社の財産となります。これは、株式会社でも同じですが、出資者を守る要素になります。

個人の財産までとなると、出資をしたくなくなりますからね。

そして、社員とは出資者の事をさします。

つまり、範囲の定められた責任を持つ出資者のみで設立した会社、ということになります。

ここで一つの疑問が。

先の例でみると、後50円借金が残っています。責任を果たしたのだから50円は諦めて下さい、なんて道理は通用しません。お金の貸し借りを誰もしなくなってしまいます。

ではどうなるのか?無限責任社員が責任を負うことになります。また変なのが出てきましたね。

無限責任とは有限責任と対をなすもので、個人の財産にまで責任が及びます。

無限責任社員とは、実質的な経営者になります。経営をするという事は、それだけのリスクを背負っているという事なのです。

しかし、現状では有限責任社員であっても、融資の際や借り入れの時に連帯保証人となるため、無限責任と変わらない会社が多いそうです。

有限会社の特徴

現在では、新たに有限会社をつくる事はできません。会社法が施行されたことにより、有限会社は廃止となりました。

現在あるものは、特例有限会社となり、当時の有限会社とは内容が変わった部分もあります。

ちなみに、有限会社から、株式会社に移行することも可能です。どちらもメリットデメリットがあるので、あえて有限会社にしている所もあるようです。

会社法施行前は、資本金300万以上、社員50人未満(株式会社は資本金1000万以上)と、会社の立ち上げが比較的容易であったため、将来会社を大きくする予定がない企業などに適していました。

現在は資本金の下限、社員の定員もありません。社債や株も発行できるなど、株式会社に近い感じになっているようです。

有限会社の特徴として、取締役の任期がないというのがあります。

有限会社とは、同族経営であったり、小規模の事業に適したスタイルだったのですね。株式会社の基準が緩和されたことにより、有限会社は廃止されました。

次回は、株式会社について書いていきたいと思います。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!