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貸借対照表とは その4

今回のお題はこちら!

「貸借対照表とは その4」

前回は、表について簡単に説明しました。

今回から、各項目を詳しく見ていきたいと思います。こちらの表をご覧ください。

このように区分されています。この表は、流動性配列法になっています。流動性配列法とは、流動性のものを先に記載するものです。

表では、流動資産が一番上で固定資産がその次にきています。それだけです(笑)

ほとんどが、流動性配列法で記載しているようです。

その逆は、固定性配列法といいます。勘のいいあなたならピンときたはずです!

固定資産を先に記載し、次に流動資産を記載します。

こちらは、固定資産が重要な時に使われます。学校や電力会社などは固定性配列法で記載されてる事があります。

どちらにも当てはまるのは繰延資産は最後に記載されます。

では、資産の部から見ていきましょう。

流動資産

流動資産は、通常の営業活動で生じる資産、または1年以内にお金になる資産のことです。

決算日から1年を目安にしているので、一年基準・ワンイヤー(one year)ルールともいいます。

具体的にどんなものがあるのかと言えば、

●現金及び預金・・・お金そのものなので流動資産となります。

●受取手形及び売掛金・・・通常の営業活動で生じる資産なので流動資産となります。

受取手形と売掛金とは?掛け商売、例えば商品を売ったとします。その場で入金するのではなく、3か月後に入金しますよ。といった取引の事を掛け商売といいます。

商品を売ったので債権(お金を請求する権利)が発生します。この債権を手形(有価証券)として持つのが受取手形、そうでないのは売掛金といいます。

●有価証券・・・これは一年基準によります。売買目的、よくある株の売買などですね、それは流動資産となります。

満期保有の場合は、決算日から一年以内の場合は流動資産。一年以上だと固定資産となります。

なにが満期保有なの?と思うでしょう。国債や社債など、利息を目的とした債券の事です。社債についてはこちらを参考にしてみて下さい。

●棚卸資産・・・これは、皆さんよく聞くのではないでしょうか?あの地獄の棚卸です(笑)

棚卸資産とは、会社にある在庫ですね。

ここで間違えやすいのは、一年以上在庫したら固定資産じゃないの?と思うかもしれません。

会社が販売目的で保有しているものは、期間問わず流動資産となります。

商品を作るための原材料も、流動資産となります。その場合、●原材料及び貯蔵品という項目で記載されます。原材料も、行きつく先は商品になって販売されるからです。

不動産業だと、建物を買ったとします。販売目的なら一年を超えても流動資産となります。会社で使用するための物なら固定資産となります。

大まかに、流動資産はこんな感じです。

実際の貸借対照表は、流動資産の下に●で書いた項目が記載されています。

会社によって、これ以外の項目もあるので色々見てみるのも面白いですよ!

少し長くなったので、続きは次回にしたいと思います。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!

 

※「貸借対照表とは」のリンクです。

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