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貸借対照表とは その7

今回のお題はこちら!

「貸借対照表とは その7」

前回は、固定資産の中の「有形固定資産」について書きました。

今回は、「無形固定資産」について触れていきましょう。

無形固定資産

実体のない、将来会社のお金を増加させるものが無形固定資産になります。具体的には・・・

特許権・・・特許とは、「発明」を国が保護する制度です。「発明」に対して特許権を取得すれば、その「発明」を独占することができます。

実体はないですが、特許権を取得した「発明」が、会社に利益を生むので資産として計上されます。

製造業などによく見られるのではないでしょうか。

商標権・・・商品・サービスに使用する商標を独占する権利です。

例えば、「i-phone」という商品名も商標権を取得しています。アップル社のロゴマークも同様です。

なので、アップル社のロゴが入った「i-phone」という商品は、アップル社からしか発売出来ないことになります。

他所の会社が、同じ商品を勝手に発売していないはずです。

周りにあるものは、ほとんどが商標権を取得しているものです。

という事は、商標権も企業にとって利益を生むものなので、資産となります。

,●借地権・・・これは不動産でよく聞くのではないでしょうか?

もしかしたら、あなたの家の土地も借地権かもしれません。

借地権とは、第三者から土地を借りる事です。

借りた土地にビルを建てて、テナントなどのビジネスを行えば収益となります。

不動産会社が特に多いかと思います。

ソフトウェア・・・会計ソフトなど、使用することによって効率化を図ることができます。

会計だけでなく、効率化、売り上げ促進のために様々なソフトウェアを使っていることでしょう。

当然それらを使った分だけ、会社の利益となります。

使用目的だけでなく、ソフトウェアを開発すれば、それも資産として計上できます。

その場合、ソフトウェアの原本にかかった開発費が計上されます。

原本を複製して販売するものは、棚卸資産となります。

のれん・・・会社の超過収益力のことを指します。

超過収益力とは、条件が同じ場合、ブランド名や優秀な人材・技術力など、それがあることによってより多くの利益をもたらすものです。

例えば、僕と吉野家で全く同じ条件で牛丼を販売したら、吉野家の方が圧倒的に売れます。

ブランドや知名度があるからです。これが超過収益力ですね。

とはいえ、それを価値として測るのは無理なので、貸借対照表では会社がお金を出して取得したものに限られます。

具体的には、企業の買収がそれにあたります。

例えば、A社がB社を買収したとします。B社の純資産(株式)は100円ですが、A社は150円を支払いB社を買収しました。

この多く払った分、50円が「のれん」となります。

買収先の企業のブランドや技術力が、多く支払った分以上の利益がでると思ったからです。

超過収益力というやつですね。

有名なところだと、ソフトバンクがピンとくるのではないでしょうか。

企業買収を積極的に行っているので、のれんの金額がここ数年でハネ上がりました。

無形固定資産は、会社の業種によって項目の金額が全然違うので、見比べてみると面白いかもしれません。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!

 

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