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貸借対照表とは その12

今回のお題はこちら!

「貸借対照表とは その12」

前回は、流動負債の項目の一部をとり上げました。

今回は、残りの項目を見ていきましょう。

流動負債

未払金・・・買掛金は、通常の営業取引から発生するものでしたね。

未払金は、通常の営業取引外かつ、非継続的なものになります。

具体的には、固定資産の購入代金であったり、有価証券の購入代金、備品などの購入代金になります。

一年基準が適用されるので、支払期限が決算日の翌日から1年以内にくるものになります。

未払費用・・・未払金に対し、未払費用は通常の営業取引外かつ、継続的なものが計上されます。

継続的なものなので、サービス(役務)があてはまります。受けたサービスに対して、支払が終わっていないものということです。

具体的には、未払地代家賃、未払保険料、未払給料などがあります。

当期ではなく来期に支払うものなので、一度負債の部に計上します。来期に費用として計上されます。

前受収益と似ていますね。

賞与引当金・・・引当金とは、将来発生するであろう支払いや損失に対し、繰り入れるお金のことです。

考え方は未払金と一緒です。来期に支払う金額を、一度負債の部に計上して、来期に費用として計上します。

未払金は債務ですが、引当金は準備金となります。

例えば、決算日が3月末だとします。

賞与は毎年2回、6月と12月に支給します。

賞与の計算は6月支給分は7月~12月まで、12月支給分は1月~6月までとします。

3月末が決算なので、1月~3月までは当期になるのですが、4月か~12月は来期となりますね。

この来期分を見積もって、準備金として計上するのが賞与引当金となります。

来期の賞与は、引当金を元に支払っているのです。当然、引当金だけで賄えない分は会社の現金から支払われます。

1年以内に使用されるので、流動負債となります。

修繕引当金・・・こちらも引当金ですね。

将来発生する修理に対して、引当金として計上するものです。

工場など、機械を使用していると劣化により修理が必要となってきます。

そういったところで引当金として計上しているようですね。

以上が、流動負債の項目になります。

来期に費用として計上するために一度負債の部に計上するなど、ややこしい部分はありますが、負債の部が単純な「借金」ではないことがわかったかと思います。

次回は、固定負債についてふれていきます。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!

 

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