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貸借対照表とは その13

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「貸借対照表とは その13」

前回までで、流動負債についての説明は終わりました。

今回は、固定負債について見ていきましょう。

固定負債とは

通常営業循環基準または一年基準にあてはまらないものが固定負債となります。

通常の営業外で発生したもので、返済期限が貸借対象表日の翌日から一年を超えるものですね。

他にも、使用までに1年を超える引当金も当てはまります。

では、どのような項目にわかれているか見ていきましょう。

長期借入金・・・株式や社債を発行しない、金融機関や特定の相手から借りたものになります。

そのうち、返済期限まで貸借対照表日の翌日から1年を超えるものが長期借入金として計上されます。

例えば、銀行から100円借りたとします。5年で返済するとしましょう。

そうすると、毎年20円返済していくことになります。

この場合、100円すべてを長期借入金とするのではなく、20円は1年以内に返済するので流動負債に、残りの80円は固定負債として計上します。

来期は、また20円を流動負債とし、60円が固定負債となります。

取り引き単位で見てしまいがちですが、お金の流れを表すものなので注意したいですね。

社債・・・借入金と違い、お金を借りる際に債券(有価証券)を発行するものが社債です。

定められた償還(返済)期限を条件として有価証券が発行されます。

この償還期限が貸借対照表日の翌日から1年を超えるものが、固定負債として計上されます。

1年以内に償還期限が来るものは、流動負債として「1年内償還社債」の項目で計上します。

退職給付引当金・・・将来発生する退職金に備えて、引当金(準備金)として計上するものです。

流動負債の項目で取り上げた、賞与引当金と似ていますね。

賞与引当金は、賞与として1年以内に支払うものなので流動負債となります。

退職金は、1年を超えるものなので固定負債となります。

特別修繕引当金・・・数年に1度行われる大規模の修繕に備えて、引当金として計上するものです。

このうち、1年を超えて修繕されるものは固定負債、1年以内に修繕されるものは流動負債として、修繕引当金の項目で計上されます。

以上が、固定負債の項目となります。

こうしてみると、流動・固定共に同じ名前が使われているのが多々あります。

借入金・長期借入金、といった具合ですね。

わかれていても、1年を超えるか・超えないかの差なので、難しく考える必要はないかと思います。

次回は、純資産の部についてふれていきたいと思います。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!

 

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