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貸借対照表とは その14

今回のお題はこちら!

「貸借対照表とは その14」

前回で、負債の部については一通りふれました。

今回から、「純資産の部」について見ていきましょう!

純資産とは

自己資本ともいいます。

負債は他人から資金を調達したことを表しているので、他人資本と呼ばれます。

一方、純資産は株主が会社に支払ったお金や、会社が今まで貯めてきたお金を表しているので自己資本となるのです。

では、具体的にどんな項目があるのか見ていきましょう。

株主資本

株主資本は、資本金・資本剰余金・利益剰余金・自己株式の4つにわかれます。

資本金・・・株主が会社に出資したお金のうち、「資本金」として決めたものです。

会社のホームページを見た時に、会社案内のところに「資本金」という項目を見たことがあると思います。

会社を設立する際、株式を発行して株主が株を買うことによって、会社は資金を調達するのでしたね。

そのうちの「いくらか」を資本金として定めます。

全額を資本金としている訳ではないのですね。

例として、1株10円の株式を10株発行します。株主は100円で会社の株式を所得します。

このうち50円を資本金として決めたら、資本金は50円となります。

これは、会社を設立した際の資本金です。会社の規模が大きくなって新たに株式を発行した際の資本金は、違ったルールにしたがって資本金として組み入れます。

会社が株式を発行し、株主が出資をするほど資本金は大きくなっていきます。

ちなみに、資本金の金額によって税金が変わってくるので、あえて一定の金額以下に抑えるところもあるそうです。

資本剰余金・・・資本金は株主が出資したうちの「いくらか」を組み込んだものですが、残りはどうなるのでしょう?

資本金として組み込まなかったものが、資本剰余金となります。

利益剰余金・・・会社が営業活動によって得た利益から税金をひいたものです。そのうち、株主に配当せずに会社に留保したものが利益剰余金となります。

内部留保ともいいますね。

損益計算書にも絡んでくる項目になるのですが、それはまた後程。

この利益剰余金は多ければ多い方がいいという訳ではありません。

株主は配当(リターン)・またはメリットを期待して投資をしています。この配当やメリットがなければ投資をする意味がなくなってしまいます。

配当もせず、ただ会社に蓄積しているだけだと株価は下がってしまいます。株主が離れていってしまうのです。

あなたがもし投資をするとして、何のメリットもないところに投資はしないですよね?

自己株式・・・会社が自社の株を買い戻したものです。

株主から会社が買い戻すので、会社の資産となります。

となると、株主資本ではなくなってしまうので、マイナスとなってしまいます。

以上が株主資本となります。

簡単にまとめると、

株主資本=資本金+資本剰余金+利益剰余金-自己株式

となります。

今回はここまでとしましょう。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!

 

※「貸借対照表とは」のリンクです。

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