今回のお題はこちら!
「ラーメンはどれが好き? その3」
前回の冒頭、水戸黄門が日本で初めてラーメンを食べた人だったりなかったり・・・
という話をしました。どうして曖昧な言い方なの?と思うでしょう。
実は、室町時代にラーメンが存在していたという説もあるのです。
「経帯麺」と呼ばれるもので、僧侶が振舞っていたとされています。
現状では、これが日本最古のラーメンみたいですね。
ちなみに、「経帯麺」は平べったい太めの麺で、近いものだとパスタのフィットチーネのような麺です。
スープはお湯のような無色透明で、しいたけの切れっ端がちょこんと乗っている質素なラーメンです。
今のラーメンと比べると物足りない感じがしますね(笑)
では、ラーメンの種類の続きを見てきましょう。
タンメン
炒めた野菜がのっているスープが塩ベースのラーメンです。
塩ラーメンと混同してしまいがちですが、それぞれ違ったラーメンです。
中華料理屋さんでよく見かけるラーメンでもあります。
正直な話、僕には塩ラーメンとタンメンの違いが判りません(笑)
サッポロ一番に野菜をのせたらタンメンと思ってしまうクチです。
ですが、おいしいのには変わりありません。
僕の好みは、ちょっとスープを吸ったクタクタな野菜が好きです。歯ごたえがない方がいいですね。同じ好みの人はいませんか?
ちなみに、タンメンは主に関東圏で食べられていて、関西ではあまり知名度がないそうです。タンメンの存在すら知らない人もいるみたいなので、地域の違いって面白いですね。
豚骨ラーメン
その名の通り、豚の骨を長時間煮込んでとったスープが特徴的ですね。
煮込み方や使う部位によって味が変わる難しいスープでもあります。
発祥については諸説ありますが、どれも屋台から始まったものだとされています。
福岡にはまだまだ屋台があるそうです。一度は行ってみたいものですね。
豚骨ラーメンといえば替え玉です。茹であがりが早い細麺なので麺だけ提供できるわけです。
他にも、「バリカタ」や「カタ」、「ハリガネ」といった麺の固さのバリエーションも豊富です。
さらに固いものだと、ほんの数秒だけ茹でた「粉落とし」、湯気にあてるだけ(!?)の「湯気通し」、そして「生麺」というのもあるそうです。
完全にお腹壊しそうですね(笑)
スープもとどまる所を知りません。ドロっとしたスープが特徴の「ドロ系ラーメン」なるものも存在します。
レンゲをスープに刺すと立ってしまう程です。
スープも「飲む」ではなく「食べる」時代になったのですね(笑)
僕のオススメトッピングは「豆板醤」です。
辛いだけでなくコクもでるのでおいしくなりますよ!ぜひ試してみて下さい。
今回は、タンメンと豚骨ラーメンを取り上げました。
生麺を食べる際は、お腹を壊す覚悟を決めて食べるようにしましょう!
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
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