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損益計算書とは その2

今回のお題はこちら!

「損益計算書とは その2」

前回は、損益計算書がどんなものなのか見てきました。

損益計算書には、何種類かの利益が記載されています。

今回は、その利益について見ていきましょう。

売上総利益

売上高がら売上原価を引いたものが売上総利益となります。粗利(あらり)と呼ぶこともあります。

売上高・・・会社が主たる営業活動として得た収益です。

商品を売ったり、サービスを提供して得た収益ですね。

売上原価・・・売上高に対応した、商品の仕入れ原価や製造原価のことです。

例を出しましょう。商品を60円で仕入れて100円で売りました。

100円(売上高)-60円(売上原価)=40円(売上総利益)

となります。

売上総利益を売上高で割ったものが売上総利益率となります。

40円(売上総利益)÷100円(売上)=40%(売上総利益率)

売上総利益率が高ければ高いほど、商品が売れた時の利益が大きくなります。

業種によって利率は変わってくるので、同業他社と比較して会社の利益率はどうなっているのか調べることもできますね。

売上高と売上原価ですが、会計期間の中で売れたもののみが計上されます。

100個仕入れたとして、10個売れたとしたら、10個分の売上高と売上原価が計上されます。

残ったものは?というと、棚卸資産として計上されます。

先程の例で、20円で仕入れたものを100円で10個売ったとしましょう。

1000円(売上高)ー200円(売上原価)=800円(売上総利益)

となり、

800円(売上総利益)÷1000円(売上高)=80%(売上総利益率)

となります。

これだけ見ると、すごい儲かっている印象を受けますが、実際は仕入れたもののうち、1割しか売れていません。

9割は売れ残っている、ということになります。

損益計算書だけでは、正しく読み取ることができないということですね。

ここで、貸借対照表を見ると棚卸資産が大幅に増えていることになるので、会社が勝負をかけて大量に仕入れたのに売れなかったんだな・・・

と読み取ることもできます。

財務3表はそれぞれを見ただけでは正しく読み取れないのですが、3つ合わせればきちんと読み取れるところが、よくできているなぁと感心します。

ここまでの損益計算書の状況がこちらになります。

ここから徐々に出来上がっていくのでプラモデル感覚で進んでいきましょう(笑)

続きは次回にしたいと思います。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!

 

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