今回のお題はこちら!
「ラーメンはどれが好き? その7」
日本の国民食ともなったラーメン。
拉麺は中国が発祥なのですが、それを日本人向けにアレンジしたものが「ラーメン」となりました。
アレンジをした人は、中国の方です。
他国の人にも食べてもらいたい、という思いから生まれたのでしょう。
ラーメンという素晴らしいものを伝えてくれた人に感謝したいですね!
では、今回もラーメンの種類を見ていきましょう。
担々麺
発祥は1840年ごろの中国になります。
担々麺を開発した人は、都まで売り歩いていたそうです。
その際、材料や調理器具を天秤棒(江戸時代など、魚を売っている人が棒の先端に桶をぶら下げて担ぐのに使っていた物です)にぶら下げて、担いで運んでいたことから「担担麺」と呼ばれるようになったそうです。
中国では、日本でいう「汁なし担担麺」が主流だそうです。
担いで売り歩いていたため、まとまった量の水が持ち運べなかったからです。
日本では麻婆豆腐でおなじみ、陳建民さんが日本人向けにアレンジしたものが広まったとされています。本当に偉大な人ですね。
胡麻ベースのスープにラー油が入ったものが一般的ではないでしょうか?
具には挽肉やチンゲン菜、ホウレンソウなどが使われています。
ご当地ラーメンとしては、激辛スープが特徴的な千葉県勝浦市の「勝浦タンタンメン」が有名ですね。カップラーメンでも発売されています。
また、麺の代わりに春雨を使った商品がでるなど、バリエーションも増えつつあるラーメンです。
個人的には、やはりチャーシューをトッピングして食べたいですね(笑)
台湾ラーメン
発祥は台湾かと思いきや、名古屋だったりします。
しかも、台湾には台湾ラーメンは存在していなく、日本から逆上陸した一風変わったラーメンでもあります。
1970年頃、名古屋にあった台湾料理店の店主が、故郷の台湾に帰省したときに食べた担仔麺(タンツーメン)を日本でも食べたいと友人に頼まれたのが発端です。
店主自身が辛いものが好きだったため、試行錯誤で唐辛子やニンニクを混ぜるなどアレンジをし、賄い料理として振舞っていたところ、常連客が食べさせてほしいと頼んだそうです。
それを食べた常連客が、お店に出すべきだ。と言われたことが始まりです。
店主が、台湾の麺料理との繋がりで名付けたのが「台湾ラーメン」なんですね。
醤油ベースのスープに、挽肉、ニラ、もやしを唐辛子で味付けをして炒めたものがトッピングされているのが特徴です。
ニンニクを入れるのも特徴の一つですね。
これこそチャーシューをトッピングしたら幸せになれます(笑)
こちらもカップラーメンで販売されているので、食べてみてはいかがでしょう?
ニンニクがたまらなく美味しいです!後が大変ですが・・・(笑)
今回は、担々麺と台湾ラーメンをピックアップしました!
どちらも海外出身の方がアレンジしてできたものです。
台湾ラーメンは全国に普及しているとは言えないですが、美味しいものなので広まってほしいラーメンです。
見かけることがあったらぜひ食べてみて下さい!
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
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